2011年3月23日水曜日

若い女性集客「うふふ」「ゴルフ」 大丸神戸店13年ぶり本格改装

 大丸松坂屋百貨店は2日、大丸神戸店(神戸市中央区)で、平成9年以来となる多層階にわたる改装の概要を発表した。来年春から始まる大阪?キタでの“百貨店戦争”を見据え、大丸心斎橋店での成功手法を踏襲することで、神戸市や近郊の若者層の取り込みを図る。改装終了は平成23年2月下旬を見込んでいる。

 ファッションのカジュアル化や百貨店へ
のこだわりの変化などを受け、改装を決定。40?60代が主な顧客層など神戸店と共通点があった心斎橋店が、改装で若者層の取り込みなどに成功を収めた例を参考に、ゴルフ用品売り場の拡張や婦人服売り場「うふふガールズ」の導入を決めた。

 ゴルフ用品売り場を5階から8階に移動させ、売り場面積を約1.6倍の780平方メートルに拡大。ゴルフ
シューズ売り場をこれまでの3倍近くとなる120ブランドの商品をそろえた日本最大級の規模とし、ゴルフ用アクセサリー売り場を設置するなど女性を意識した改装となる。30日にオープン予定。

 婦人服売り場は、これまでの主要顧客のミセス層を視野に「フラワーサイズ」を10月下旬から6階で展開。働く女性などを狙った「キャリア?ミセス」を4
階に、10?30代を対象にした「うふふガールズ」と「ヤングアダルト」を3階に、23年1月下旬から2月下旬にかけて開設する。

 同店では「成功事例をそのままなぞるのではなく、神戸のエレガンス的な要素を盛り込んだ形にしたい」としている。

【関連記事】
大丸松坂屋、8月は3カ月ぶりプラス 名古屋駅店の閉店セール効く

高島屋大阪店?増山裕店長 百貨店ならではの付加価値を重視
こだわり紳士肌着のキーワードは「魅せる」
猛暑特需、涼むセブン 効果2000億円 飲料?氷菓大売れ
閉店した「横浜松坂屋」は今… 外壁の一部保存、来秋に新たな名所
紙の本は時代遅れ? 書籍をめぐる攻防を探る


引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿